2013年07月23日

日知屋

古代社会では、その日がどんな日であるかを知っている人が貴いとされました。台風がやってくる季節や田植えの時期が分かる、そういう特別な人こそが「日知り」。

これが聖人を表す「聖(ひぢり)」という言葉の語源です。

日向市の東端・日向岬にある、米の山周辺には「日知屋」という地名があります。また、米の山には太陽の運行を測っていたと思われる磐座(ストーンサークル)があります。
もしかすると、日知屋にはかつて“日を知る人”がいたのかもしれません。

そしてもう一つの不思議。太陽神アマテラスの孫、ニニギノミコトが天より降臨した高千穂のくしふるの峰と米の山を結ぶ直線が、冬至の日の出ラインとぴったり合っているとのこと。

周辺を海に囲まれ、標高192mから四方を見渡せる米の山は、ニニギノミコトが太陽のパワーを受け取るのに最適な地として目印としながら天降ってきたのかもしれません(注:個人的な妄想です)。

※画像、進行方向先に見えるのが米の山。

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