2013年08月19日

薬は宇宙人!?

ゑびす漢薬店の長尾一徹さんのお話、第3弾。
長尾さんのお店では漢方を取り扱っておられますが、今回はこの「薬」について。

「薬」という文字を字源で調べると、画像のような字が出てきますが、さて一体何に見えますか?

長尾さんはこれを見たとき、「両手に薬草を持って喜んでいる“一つ目”の宇宙人だ!」と思われたそうです(笑)。
人類が地上に誕生する前に、将来人類が感情の未処理から様々な病気にかかる事を予想したプレアデス星の存在たちが、あらゆる病気に対応する薬草(記号植物と言います)を人類が生活する身近な環境に植えていったと言われています。

日本語の「薬」の語源は、一説には“不思議なもの”を指す「奇し(くし、くすし)」という語からきています。薬が神秘的で霊妙な力を与えてくれたからでしょう。
この話し言葉の「くすり」に、大陸から伝わった漢字の「薬(やく)」があてられました。

では「薬」という漢字の成り立ちはというと、“くさかんむり”は植物を薬として利用してきたことから明白です。“楽”の由来は木の枝に玄を張り、玄の中ほどに調律器のある弦楽器を表しています。「楽」の字の「白」は調律器を表し、「白」の両横にある点々が調律器を中心にすえた「玄」を表しています。
昔は音楽や言葉、歌声と言った「音」によって病気を治していたようです。そのため「楽」だけで薬の意味があったそうです。ところが「音」だけでは治らない病気が出てきたために薬草が使われるようになり、薬草を使った「くすり」に対して「薬」に字を当てるようになったと言う事です。

中国の皇帝が敵を倒すために夢のお告げに従って太鼓の音を鳴らしたところ、敵がたちどころに倒れたそうです。しかし良く見ると味方も倒れてしまっています。そこで楽師を呼んで何かいい方法がないかと相談したところ、近くにあった木の枝に玄を張り、間に調律器をはめて音階を整え音楽を奏でました。すると味方がみんな息を吹き返したということです。

水を多く含む人間の体が音の影響を受けることは分かっていますが、この話にあるように、楽や言葉、歌声と言った「音」がクスリになる時代がくるのではないかと長尾さんは考えています。(「私が扱う漢方薬はその時期までの橋渡しに過ぎません」とのこと。)

いわく、一番のクスリは“楽しむこと”。和く和くで免疫力アップ。それでもダメなら、ゑびす漢薬店で漢方を処方してもらいましょう!(^^)!

薬は宇宙人!?

▼「和く!和く!神ingネットワーク」Facebookページはこちら!
https://www.facebook.com/kaminghimuka


同じカテゴリー(日向神インタビュー)の記事画像
12月26日の記事
日向神vol.2 Saraさん
長尾一徹(ながおいってつ)さん
同じカテゴリー(日向神インタビュー)の記事
 12月26日の記事 (2013-12-26 11:13)
 日向神vol.2 Saraさん (2013-09-02 16:57)
  (2013-07-23 14:10)
 長尾一徹(ながおいってつ)さん (2013-07-23 14:00)

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

プロフィール
カワノ
はじめまして。管理人のカワノと申します。
日向の情報をおりまぜながら、不思議わくわくな話題や、ちょっといいなって思える日本の文化や神話に関する発見やトリビア、出会いなどを皆さんと共有していきたいと思っています。
みやchan インフォ
みやchan ホームに戻る
みやchan facebookページみやchan twitter
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
削除
薬は宇宙人!?
    コメント(0)