2013年07月23日
水
みず(水)はかつて「み」と言い、うみ(海)も「み」と言いました。
源流となるのが「み(水)」+「な(の)」+「もと(本)」。川から海へと流れ込む入口が「み(水)」+「な(の)」+「と(戸)」です。
神武天皇ご東遷の際に修祓の儀を行ったとされる、美々津港の河口を見渡す権現崎(立磐神社の対岸)にある「湊柱神社」(通称:権現さん)には、速秋津彦命(ハヤアキツヒコノミコト)が祀られています。
速秋津彦命(速秋津日子神)は、イザナギ・イザナミによる神生みで産まれた神。速秋津比売神(ハヤアキツヒメ)と合わせて男女一対で、二神の神生みの途中で河と海とを受け持ち、八柱の神を生みました。
これら八柱の神が司るものを見ていくと、川の上流、すなわち“みなもと”へと向かいます。
まず川と海がぶつかる場所で“泡”が立つ。川を遡ると、平らな“水面”が続く川になる。さらに上流へ進むと、“分水嶺”に至る。最後の源流として出てくるのは“汲みひさごを持った神様”で、この神様がどこからか水を汲んでくるのだと考えられました。
○泡―沫那藝神(アワナギノカミ)・沫那美神(アワナミノカミ)
○水面―頬那藝神(ツラナギノカミ)・頬那美神(ツラナミノカミ)
○分水嶺―天之水分神(アメノミクマリノカミ)・国之水分神(クニノミクマリノカミ)
○ひさご持ちの神―天之久比奢母智神(アメノクヒザモチノカミ)・国之久比奢母智神(クニノクヒザモチノカミ)
水が引き起こす様々な現象、そして川を脈々と流れてくる水が一体どこから来ているのか、その不思議に壮大な神々の仕業を想像した。水とともに暮らしてきた日本人の繊細でみずみずしい感性が感じられますね~(*´з`)
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源流となるのが「み(水)」+「な(の)」+「もと(本)」。川から海へと流れ込む入口が「み(水)」+「な(の)」+「と(戸)」です。
神武天皇ご東遷の際に修祓の儀を行ったとされる、美々津港の河口を見渡す権現崎(立磐神社の対岸)にある「湊柱神社」(通称:権現さん)には、速秋津彦命(ハヤアキツヒコノミコト)が祀られています。
速秋津彦命(速秋津日子神)は、イザナギ・イザナミによる神生みで産まれた神。速秋津比売神(ハヤアキツヒメ)と合わせて男女一対で、二神の神生みの途中で河と海とを受け持ち、八柱の神を生みました。
これら八柱の神が司るものを見ていくと、川の上流、すなわち“みなもと”へと向かいます。
まず川と海がぶつかる場所で“泡”が立つ。川を遡ると、平らな“水面”が続く川になる。さらに上流へ進むと、“分水嶺”に至る。最後の源流として出てくるのは“汲みひさごを持った神様”で、この神様がどこからか水を汲んでくるのだと考えられました。
○泡―沫那藝神(アワナギノカミ)・沫那美神(アワナミノカミ)
○水面―頬那藝神(ツラナギノカミ)・頬那美神(ツラナミノカミ)
○分水嶺―天之水分神(アメノミクマリノカミ)・国之水分神(クニノミクマリノカミ)
○ひさご持ちの神―天之久比奢母智神(アメノクヒザモチノカミ)・国之久比奢母智神(クニノクヒザモチノカミ)
水が引き起こす様々な現象、そして川を脈々と流れてくる水が一体どこから来ているのか、その不思議に壮大な神々の仕業を想像した。水とともに暮らしてきた日本人の繊細でみずみずしい感性が感じられますね~(*´з`)
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Posted by カワノ at 14:02│Comments(0)
│美々津周辺