2013年09月02日

不死の山

大御神社から見た夕焼けの空。

仏舎利塔が立つ「櫛の山(くしのやま)」の向こう側にそびえるのは…
“富士山”ではなく、雲の切れ目がつくった幻の山です。

天に通じる“不死”の山かも(*´з`)


「かがやく」と「かげる」とは、一見別の言葉のようですが、同じ語源から来ています。

かがやくとは、煌めく眩しい光。
かげとは、光によって浮かび上がるもの。

光と影が一対のものである、ということを古代の人々は認識していました。


「かぐや姫」という名前も「かが」の変化した言葉だそうです。

帝がかぐや姫を初めて見たとき、“光に満ちて清らかに座って”おり、宮中に連れ帰ろうとすると“さっと見えなくなった”とあります。


ニライカナイ、西の彼方の理想郷。天に昇るかぐや姫。
沈む夕日は愛しい人の面影をうつし出します。

不死の山



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Posted by カワノ at 16:51│Comments(0)うんちく
 
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